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年間2,０００件以上の自殺相談を受けた相談員が語る、
「あなたの大切な人」を守るための話の聞き方・話し方
現在、日本で自殺を考えたことがある人は３千万人（人口の２７％）と言われています。人口の２７％、つまり4人に１人は自殺予備軍といえます。
もし御家族や御友人から「死にたい」と言われ時、あなたはどう答えるでしょうか？
「死にたい」という言葉の奥にあるもの
年間2,０００件以上の電話相談を受けるという幸福の科学・自殺防止窓口のYさん。
「ギリギリの状態の方からの電話相談を受けるのは本当に大変で、はじめは電話を取るのが怖くなりました。」
気持ちが切り替わったのは「逆に学ばせて頂こう」と相談者の心に向き合った時でした。すると彼らの言葉が違う意味に聞こえてきたのです。実は「死にたい」という言葉の奥には「理解されていない」という意味が隠れていて、それは聞き手を試す言葉と気づいたのです。
「心を救うには言葉を重ねる必要はない。ただ心に寄り添わせて頂こう」と魂を包み込むようなイメージで耳を傾けていくうちに「こんなに自分の気持ちを話せたのは初めてです」と言われるようになりました。
「本当にそれはあなたの言葉ですか」
自殺を考えるほとんどの人が驚く言葉があります。それは「本当にそれはあなたの言葉ですか」という一言です。「自殺をしたくなるときは自殺霊が憑依していることがほとんどです。死にたいという気持ちはあなたの考えではないのです。」と語りかけると「そんなことは考えたことはなかった。確かにそうかもしれない」と我に返ったように驚くのです。
その上で「人間は永遠の生命を持っています。だから苦しみの中で死んではいけません。死後も苦しみが続くのです。」と説明すると心を開いて聞いてくれます。
本当に「傾聴」するために「必要なこと」
他の相談窓口では相談員は「傾聴」することを学びます。「ただ話を聞く。アドバイスはしない」と言われます。しかし、私の経験から言って「傾聴」だけでは救えません。
私にとっての「傾聴」の理想はお釈迦様です。お釈迦様は縁起の理想を見る悟りの力によって、その方の魂の歴史（過去・現在・未来）を見通されて「なぜ今、その苦しみが現れているのか？そこから抜け出すためには何をすれば良いのか」とまさに魂を理解された上で的確なアドバイスを（対機説法）されたのです。究極の傾聴の姿だと思います。
魂の救済には、実は「悟りの力」が必要なのです。
自殺問題の解決には最終的に悟りの力が必要になります。末期のガン、借金、家族の離散など、相談者が抱える問題は簡単には解決できないものばかりです。希望を見失い「死んで楽になりたい」と思う方に、単に「死なないで」という言葉は届きません。「どうしようもない苦しみの中で生きていく理由」が必要なのです。私たちは永遠の生命を生きています。仏教は自分自身を過去世・現世・来世の三世の観点から見つめて心を磨くことを教えます。永遠の生命の観点から人生を見つめ直すことなくして、本当の意味で「生きていく理由」を見つけることはできないのです。
自殺を考えるまでに苦しみ、さまざまな相談窓口に相談しても解決できなかった方々が電話をしてこられます。「これが最後の電話です。今から自殺します」と言ってこられる方もいます。
私は年間2,000件の電話相談を受けるなかで、「自殺問題の解決にはあの世の知識が必要だと」と確信するようになりました。
現在日本には3000万人の自殺予備軍がいると言われています。その方々が自殺の階段を登り始める前に止めてあげることが私たちの存在理由であると思います。「地獄の法」にある通り、「一人ひとりの心を救う」ことを実践して行きたいと思います。
（Yさん談）
自殺に関する霊的な真実についてもっと知りたいですか?
「スジンの後悔」―世界中で40万回以上視聴された「自殺防止ビデオ」。
あの世の知識を伝えることで
「あなたの大切な人」を
救うことができます。
人々の魂を救い、地獄の蔓延を阻止する方法を知るには、以下をお読みください。
『地獄の法（英語版）』『地獄の法（日本語版）』
あの世の存在を知らないだけで、迷い続けている人がいます。その方々を救うために、「地獄の法」をおすすめします。この本は真実を知らせる意味で「心を救う本」だからです。
またお釈迦様の教えが知りたい方には、
『釈迦の本心（英語版）』と『悟りの挑戦 (上下巻合本、英語版）』がおすすめです。
 
日本語の書籍：『釈迦の本心（日本語版）』、
『悟りの挑戦上巻（日本語版）』『悟りの挑戦下巻（日本語版）』
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