Q.守護霊の導きを得るには、どうすればよいのですか?
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A.明確にお願いしましょう。祈りは必ず守護霊に通じます。
守護霊には、あの世での生活がある
地上の人間は傲慢になりやすく、「私に守護霊がいるのならば、私が危機にあるときには、すぐ助けに来てくれるはずだ」「指導霊は愛と慈悲のかたまりなのだから、悪霊を追い払いに来てくれるはずだ」などと考えがちです。しかし、過去、三十年近くの間、私がいろいろと体験したところによると、守護霊や指導霊は、普段はあの世で仕事をしていて、この世には要所要所を締めに来ているのです。彼らにはあの世での生活があることを、みなさんは知っていなければいけません。例えば、みなさんが日々の仕事で計算機のキーを押しているときに、守護霊がみなさんと一緒に押しているということはありません。また、指導霊が一日中みなさんを見ているわけでもありません。守護・指導霊は、公園で子供が走っているのを見ている親のように、みなさんを大まかな範囲で見てはいますが、細かなことについて、「右だ」「左だ」というように、いちいち指示を出しているわけではなく、ある程度、地上の人間の裁量に任せているのです。
祈りは必ず守護霊に通じる
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したがって、みなさんが「今の自分には守護霊や指導霊による護りが必要だ」と思う場合には、その内容を明確にお願いすればよいと思います。例えば、公園の砂場で遊んでいる子供が、「パパ」「ママ」と呼べば、親はすぐに寄ってきます。それと同じで、守護霊や指導霊は、自分が必要とされていると思えばサッと寄ってくるのです。「今、悪霊から護ってほしいのです」「反省をするにあたって、霊域の浄化をしたいのです」など、こうした場合には、守護・指導霊に、きちんとお願いしてください。幸福の科学の会員であれば、「守護・指導霊への祈り」を使うとよいでしょう。心で念じたことは、あの世の世界にほとんど一瞬で通じます。この祈りは、ほんの三十秒か一分ほどで終わる祈りですが、祈っていると、自分の守護霊や指導霊が近くに来てくれます。反省や祈りをするときの作法として、まず、「守護・指導霊への祈り」を読誦するとよいでしょう。この祈りは毎日読誦してもかまいません。そうすれば、守護霊や指導霊との一体感がさらに強化されていきます。ただし、守護霊や指導霊に祈るときには、少なくとも、「威儀を正して自分を見つめよう」という気持ちがなければいけません。
※「守護・指導霊への祈り」は、幸福の科学に入会すると授与される経文『入会版・正心法語』に収められています。