関節の病気は、 心の葛藤や怨み心からの憑依が多い。
「心の指針(50)—『心と病気』
Q. 私の娘はリウマチで、一日中ほとんど寝たきりの状態です。リウマチの原因と、どうしたらよくなるのかということを、教えてください。
A. リウマチの原因は、百パーセントと言ってよいぐらい憑依霊です。動物霊(人間)が下半身に憑いたままになっていることが多いのですが、それが完全に離れないような状態になると、常時、下半身が冷え、体が動かなくなってくるのですね。もちろん、肩や首などに憑くこともあります。
あなたの娘さんの場合も、間違いなく憑依霊によるものだと思います。そして、「本人は反省もできないし、行動もできない」という状況にあるときには、周りの者が頑張る以外に手がありません。
家族の人たちが心を正しくし、光を強くしていくことです。そうすることによって、その憑依霊は必ず剥がれていくと思います。
病気の原因が憑依霊である場合には、それを治療するのは、ある意味で簡単です。憑依霊が取れれば完全に治るのです。百パーセント効果が出ます。 家族の光を強くして、団欒のある家庭、にぎやかで温かい家庭に娘さんが、そういう状態になっている理由は何であるか、親であるあなたには、ある程度、分かるはずです。
仏法真理に照らして、娘さんの生き方を見たとき、どこかに間違いがなかったでしょうか。もし、ないとするならば、あなたや他の家族など、その娘さんに縁のあった人が、どこかで悪い影響を与えていないでしょうか。その点を考えてみてください。
人間には、霊体質というか、霊を感じやすい体質の人がいます。そういう人の場合は、自分が特に悪いことをしていなくても、身近に悪霊体質の人がいると、その人に憑依している悪霊をもらってしまうことがあります。悪霊は、家族のなかの、いちばん弱い人のところに来るのです。
このように、まず、本人自身に問題がないかどうかを見て、ない場合には、家族のなかに、誤った思いや行いで生きてきた人がいないかどうかを見てください。
そして、そういう人がいたら、その人は反省に入っていく必要があります。
その人が反省できないようであるならば、他の人々が、まず模範を示すことです。他の家族が光を強くして、団欒のある家庭に、にぎやかな家庭に、温かい家庭にしていくことですね。冷たい空気が流れているような家庭、互いに他の家族を責め合っているような家庭には、絶対にしてはなりません。
勇気を持ち、周りの人々の光を強くすることによって、その病気を治そうと思ってください。必ず治ると信じています。
「心と体のほんとうの関係」P. 155