コレクション: 幻聴・声が聞こえる

自分を責め、自殺に追い込もうとする声が聞こえていませんか。
悪霊や悪魔の声に耳を傾けてはいけません。
死んでもラクになることはありません。
悪魔が嫌う生き方をして、悪魔を寄せ付けないことが大切です。

大川隆法総裁の教えの中から、幻聴と闘うための
心の処方せんを選びました。

 

耳元でささやく声が聞こえたら悪霊が……

霊の声が聞こえてきたときに、それが耳のあたりでささやくというのは危ないのです。耳元でささやくのは、だいたい悪霊です。悪霊が来ていると、頭にお椀をかぶったようになることが多いので、耳元でいつもささやく声が聞こえるというのは危ないのです。守護霊の場合は、そうではなくて、内側から響いてくるというのが普通です。

それと、もう一つは、それをチェックする基準として、面白いのですが、温かい感覚と寒気があります。

悪霊が来た場合には、鳥肌が立ち、周りの空気の温度が下がって、寒いのです。多少、気温が下がっているような感じを受けるのですが、霊的感覚かもしれません。そういう寒気のするようなものは「違う」と思って、まず間違いありません。霊の声が聞こえてきて、寒気がしたり、ときどき鳥肌が立ったりしたら、これは明らかに違います。単純な場合には一発で分かります。

複雑な場合には、悟られないように、向こうが努力していることがあります。このときは難しいのです。その場合には、話をしていても、最初の段階では寒気がしないのです。それで、いろいろ話をして、騙されることがありますが、その場合でも、悪霊だと見抜いた瞬間に必ず寒気がします。それを見抜けないで、高級霊だと思っている間は、寒気を感じないのです。これを見抜くことも大切です。

大川隆法著『地獄の方程式』より

悪霊に対しては相手にしないこと

悪霊に対しては相手にしないこと

霊の声が聞こえたときには、検証、確認作業をしてみてください。そして、おかしいと思ったならば、いったん離れるべきです。声が聞こえてきたとしても、相手にしないで、一年間ぐらい遮断してみてください。

相手にすると来ます。話を聴いてくれると思うと来るのです。彼らも発表の機会をずいぶん求めているのです。地上の人と話したいと思っていても、できないので、出口を探していて、窓が開いていると、喜んで出てくるわけです。

そして、「何か言って、操ってみたい」という気持ちがあるのです。これは、人間のなかには、誰しも必ずあるものです。自分の自由になる人がいたら便利だからです。そうした支配欲が彼らにもあるということです。

したがって、おかしいと思ったときには、バシッと切ることです。何を言われても動かないで、「自分は善良なる一市民として生きる」という姿勢に徹することが必要です。

大川隆法著『人生の発見』より

恐怖心は「恐れるもの」を引きつける

恐怖心は、もちろん、ホラーの要素の一つでもありますが、地獄にも頑固にある要素の一つです。ですから、いわゆる悪霊や悪魔、死霊が取り憑き、その人に対して、病気にしたり、事故を起こさせたり、死なせたりするときでも、やはり、取っ掛かりは恐怖心であることが多いのです。

その人が恐怖心を持つことによって、そこに“取っ掛かり”ができ、悪霊等が入ってきます。ドアや窓を開けてしまうと、そうしたものが入ってくることは多いので、ある意味では、これと対抗しなくてはいけないのです。

地獄には恐怖心がたくさんありますが、天上界には恐怖心は普通はほとんどありません。そこは、みんなが伸びやかに神経を伸ばして生きていられる世界です。

したがって、あまりにも心配性な人や、悪いことばかりを常に考えるような人は、気をつけなくてはなりません。

細かい勉強をしすぎた人の場合、そういう傾向も強いので、「問題を解くのに失敗して、間違うのではないか」と考えたりしますし、役所仕事的なものでも、「間違うのではないか」と考えたりします。研究者にも、細かい人はいっぱいいると思います。

そうした心配性から恐怖心が強いタイプの人には、あちら(悪霊等)から見ると憑依しやすいところがあるので、気をつけなければいけないと思います。

大川隆法著『コロナ不況下のサバイバル術』より

「死にたい」「殺してやる」と言い出したら危険信号

「死にたい」「殺してやる」と言い出したら危険信号

悪魔や魔王が地上の人間に取り憑いた場合、その人が口癖のように言い出すことがあります。自分の意識がしっかりしているうちは、すぐ、「死にたい、死にたい」と言い出します。一方、自分の意識があまりしっかりしていない場合には、「死ね、死ね」という声や、「殺してやる」という声が聞こえてくるようになります。だいたい、これは共通しています。

悪魔や魔王がずっと狙っていると、「死ね、死ね」という声が、毎日、聞こえてきて、それが耳から離れなくなるのです。一種の「自殺のすすめ」です。

そして、ふと気がつくと、断崖絶壁の際に立っていたり、首を吊るロープを準備していたり、刃物で自分の体を傷つけていたりするようなことが起きます。

今、十代ぐらいの若い人には、リストカットなどをする人が数多くいますが、小悪魔程度の者に憑かれている可能性はあります。

大川隆法著『地獄の方程式』より

悪魔にとって、正直で嘘をつかない人は煙たい存在

悪魔が嫌う人とは、どのような人であるかというと、第一に、「正直な人」、「嘘をつかない人」です。

正直に生きている人、嘘をつかずに生きている人は、悪魔から見ると、とても煙たい存在であり、友達として付き合うことのできない“嫌な人”なのです。

要するに、「居心地が悪い」ということです。正直で嘘をつかない人と一緒に生活をすると、悪魔は、苦しくて苦しくてしかたがないのです。

正直で嘘をつかずに生きている人は、ちょうど、「よく磨いた鏡」のようなものです。悪魔は、そういう人の近くに寄っていくと、その鏡の表面に自分の醜い姿が映るので、とても嫌な感じがするわけです。

悪魔は、その反対の人、すなわち、嘘をついたり、騙したり、ごまかしたりするタイプの人間がとても好きです。そういう人となら友達になれるのです。鏡に映したところで、お互いに、醜い心、醜い姿は同じであり、「人の目につかなければ、悪いことができる」と考える性質を共有できるので、友達でいられるのです。

大川隆法著『悪魔の嫌うこと』より

コツコツと努力する真面目な人は後光が射している

コツコツと努力する真面目な人は後光が射している

悪魔たちは、「できれば、ぐずぐずし、ダラダラし、能率を下げたい。大事なことをしないで逃げたい。大事なことを避けたい。怠けたい」という気持ちに満ちています。

これは「悪魔の罠」であるわけです。怠けたい人を騙したり、罠にはめたりするのは簡単です。

犯罪に引き込まれるのも、たいていそういう人です。「怠けたい人にうまい話を持ちかけて、その人を騙す」ということです。それから、怠けて遊んでいる人たちがたむろするような場所で、犯罪は多発します。

真面目に、勤勉に努力している人のところでは、犯罪は起こしにくいのですが、「何かうまいことをやって、サボれないか」と思っている人に対しては、悪魔は簡単に罠を仕掛けられます。

コツコツと努力する真面目な人は後光が射しているので、悪魔から見たら嫌で嫌でしょうがないのです。

大川隆法著『悪魔の嫌うこと』より

悪魔は、暗くて、じめじめした人が好き

悪魔は、暗くて、じめじめした人が好きなのです。悲観的で、「自分は駄目なのだ。自分の前途は真っ暗で、自分には、もう可能性はないのだ」と愚痴を言う人と、仲間になりたいのです。

逆に、雨の日や嵐の日、風の吹く日にも、晴れの日と同じような心を持って生きようとしている人は、悪魔にとっては苦手な人です。

雨が降れば、それを言い訳にしてサボりたくなる人、あるいは、何か自分にとって都合の悪いことや逆風になること、自分の勉強や仕事などのやる気をなくさせることが目の前に現れたら、「待ってました」とばかりに、すぐに、それを人生の暗い材料に使う人、こういう人が、悪魔にとっては手ごろな仲間の一人なのです。

しかし、どんなに苦しくとも、そのなかから可能性を見いだして、明るく積極的に生きようとしている人は、悪魔にとっては非常に付き合いにくい人なのです。

大川隆法著『悪魔の嫌うこと』より

美しい人生を生きるための秘訣

美しい人生を生きるための秘訣

一番目は、「嘘をつかない正直な生き方をしましょう」ということであり、二番目は、「コツコツと努力する、勤勉な生活をしましょう」ということであり、三番目は、「どのような立場にあっても、最後まで希望を捨てずに、明るく積極的な生き方をしましょう」ということです。

こういうことを心掛けていただきたいのです。そうすれば、悪魔はあなたから遠ざかり、天使があなたに微笑みかけることになるでしょう。

人生は、この世だけではありません。死のあとにも、この世を去った世界で魂の生活は続いています。

その魂の生活のためにも、今世を無駄にしないことが大事です。今世を大切に大切に使い、無駄にしないでください。両親から頂いた体を無駄にしないでください。

世間の多くの人々が自分を生かしてくれていることに対して、感謝の気持ちを持ってください。

また、「仏や神が、このような偉大な修行の機会を与えてくれた」ということの喜び、「今世、この時代に生まれて、人間として生きられる」ということの喜びを十分に知ってください。

それが、あなたが美しい人生を生きるための秘訣でもあるのです。

大川隆法著『悪魔の嫌うこと』より