コレクション: ADHD・アスペルガー症候群・学習障害(LD)
ADHDやアスペルガー症候群、LDなどの発達障害だと判定されることは
将来を不安に感じてとても辛いことだと思います。
でも、エジソンのような天才でさえ発達障害だと思われていたのですから、
自らの成長の可能性を否定してはいけません。
努力をすれば、きっと成長していくことができます。
魂の真実を知り、自らの成長や明るい未来を信じて生きていくことが大切です。
大川隆法総裁の教えの中から、発達障害による悩み・苦しみを軽くするための
心の処方せんを選びました。
ADHD(注意欠陥・多動性障害)も変化していくことが多い
「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」といわれるものもあります。確かに、子供で多動性の人はいますが、ずっとそのままでいるわけではなく、変化していくことが多いので、あまり決めつけないほうがよいと思います。親が決めつけると、本人自身が、「自分は多動性で集中力がなく、常に何かをしていないといられないのだ」と考えるようになり、それに劣等感を感じすぎると、自己変革にマイナスが生じます。
エジソン型の天才は好きなことに没頭する
エジソンは、本当は勉強ができなかったわけではなく、集団適性がなかったために、扱いにくい子であったのだと思います。
小学校では、学校の先生が教えることを生徒が聴いてくれないと困ります。先生が黒板に板書をして説明しているとき、生徒には、黒板に注目することや、うなずきながら聴くことが望まれます。
小学校一年生であれば、一人で勝手なことをする子供や、指示行動に従わない子供は、たいてい、「できない子」のように見え、先生の言うことにピシッと従う子供は、「よくできる子」ということになりがちです。
しかし、エジソンのような天才には、その年代であっても、自分の好きなことに没頭する傾向があります。小学校の先生のレベルでは、そんな天才が小学校一年生として自分のクラスにいるとは思えなかったのでしょう。
これは、「一般的に、小学校の先生には、天才を見抜く目はそれほどない」ということの一つの例です。小学校の先生は、基本的に、「自分の授業に都合が良いかどうか」という目で子供を見ているのです。
エジソンを教えた先生も、彼があそこまでの天才であるとは思わなかったでしょう。確かに、そういう天才に出会う確率は、隕石が地球にぶつかる確率と同じようなものでしょうから、先生の言うことをきかなかったり、基本的な動作ができなかったりするエジソンのことが、おそらく、知的障害のある子供のように見えたのだろうと思います。
現代的に言えば、注意欠陥・多動性障害(ADHD)や学習障害(LD)のような、勝手にいろいろなことをして、勉強についていけない子供のように見えたのでしょう。
ところが、実は、そうではなかったのです。エジソンは、自分自身が興味・関心を持っているものであれば、とことん追いかけていくけれども、関心のないものについては、まったく気にも留めないような性格であったのです。「夢中になれるものに対しては没頭するが、それ以外のものについては気にも留めない」という、非常に強い個性を持った子供であったわけです。
「アスペルガー症候群」の子には光の天使の性格を備えている子もいる
「アスペルガー症候群」と言われるものがあり、高機能障害とされています。医者は、これについて、「非常に知能は高いが、自閉症の一種である」というような説明をしています。
しかし、これは一種の天才児なのです。天才児で、変わっている人は、世の中に大勢います。
医者の定義に当てはめると、アインシュタインも自閉症児で、アスペルガー症候群になります。あんな大天才を、アスペルガー症候群に分類して、どうするのでしょうか。
したがって、医者の言葉は、ほどほどに聞かないと駄目です。「高機能障害」という言葉を真剣に聞いてはいけません。
アスペルガー症候群の特徴のなかには、光の天使の性格とおぼしきものも、はっきりと出てきています。それは、非常に潔癖で、正義感が強く、悪と戦ったりする性格です。
医者の定義に従えば、完全主義者的に悪と戦うような人や、過去世で宗教改革をやったような人などは、みなアスペルガーになってしまいます。医者の言うとおりにすると、そのような人たちは葬られてしまうので、大変なことになります。
天使というものは、潔癖な気持ちを持っていて、大きな悪と戦ったりするので、医者には、普通ではないように見えるのです。
そのため、気をつけないと、みな病気にされてしまいます。世の中には、いろいろな人がいるのです。
人間は「信仰心の力」で変わってくるものなのですから、どうか、その子の魂に力を与えてあげてください。
学習障害だと決めつけないほうがよい
心理学のほうで言うと、「LD(学習障害)」というものがあります。あれは説明として“使いやすい”のです。子供の出来が悪いときには、「うちの子は生まれつきの学習障害で……」と言って、みな、LDにしてしまえばよいわけです。
しかし、こんな病気はないのです。「勉強ができる子」と「できない子」は、昔からずっといます。「できる子」に比べて勉強ができないと「学習障害」ですが、「できない子」に比べてよくできるのであれば、学習障害ではないので、これは比較の問題なのです。ところが、それを「LD」といって片付けていると、もう、改善の余地がなくなります。
与えられた環境のなかにある「最善の学び」
ADHDなどについて、一般的には、「魂の個性や多様性の問題だ」と考え、「現代の管理社会に合った子どもばかりがいるわけではないのだ」ということを信じたほうがよいでしょう。そして、「だれもが仏の子なのだ」と考えてください。
現実に障害がある場合もありますが、その場合でも、何か魂の学習の目的があって、そうなっていることもあるのです。(中略)
ただ、どのような条件下に置かれても、与えられた環境のなかで、「ここに自分の最善の学びがある」と思い、努力しなくてはいけません。
障害のない人を見て、「うらやましい」と思うかもしれませんが、だれもが、それぞれの課題に取り組みながら生きているので、それぞれの環境のなかで努力することが大事なのです。
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